あなたの美容室が流行るデザインカテゴリーは?施工事例をもとにチェック!【後編】

前回に続き、店舗デザインの種類と特徴解説の後編です。
サロンが流行るためにはエリアとターゲットの見極め、そこから導き出す最適なデザインがキーポイントとなります。

イメージはあるけど言葉で表しにくい…自分のお店にとって一番良いデザインって何だろう?そう迷われている方のために参考用にまとめています。
せっかくつくるお店のデザインが自分の好みだけ、その時のトレンドだけで終わらないためにも、カテゴリー別の特徴を把握したうえで実績のあるデザイン会社に提案してもらいましょう。

前回も登場したこちらのマップですが、このベースは弊社がオリジナルで制作し、活用しているファッションのポジショニングマップです。
こちらも美容室のブランディングには欠かせない重要な考え方なのでまた別の機会に解説しますね!

 

ヴィンテージ(ブルックリン)

名前の通り、時間を重ねたような深い味わいのある、クールなイメージながらどこか懐かしいあたたかみのある雰囲気が魅力のデザインです。
ダークトーンでまとめたり、ボリュームや無骨さのあるアイテムを使用すると独特な重厚感のある空気をつくれます。大人の隠れ家的なコンセプトにもしっくりくるのがヴィンテージの良さですね。質感が重要なスタイルで、エイジング加工を施すとよりワンランク上の内外装に。
30~40代の大人の上質感、シックさを求める男性に人気のスタイルです。

ALL DAY HELLO’S


LORE by Snip


フレンチアンティーク

淡い色合いや端正なフォルムが特徴の女性らしい雰囲気が長年人気のデザイン。白をベースにくすみカラーを合わせて配色すると甘くなりすぎず、落ち着いた雰囲気を演出できます。
白レンガやヘリンボーンの床などでフレンチ感を出しながらも、ネオン管やモルタル風の塩ビタイルなど人気の素材と合わせると今っぽく仕上がります。
フェミニンスタイル、いわゆる「赤文字」ファッションを好む20~30代女性にも相性がいいですし、色やインテリアを落ち着きのあるデザインにまとめると40代以上のミセスを集客できる空間になります。

Lis 都島店

・Will ems

 

アーバンリゾート

モダンテイストの上品なリゾート風デザイン。下記のボーホースタイルのように自然や海の要素を濃くするよりも、都会的なラグジュアリーホテルをお手本としているような大人の癒し空間です。洗練された、ちょっと非日常を感じられる空間は30~40代以上の女性とマッチ。高級感のある雰囲気なので、フェイシャルなどトータルビューティーを手掛ける高単価サロンにもふさわしいです。半個室にすることで、大人女性がくつろげるプライベートサロンとしての訴求力がさらに高くなります。

ARCHE impression

KUKULE

 

ボーホースタイル

近年注目を集めているデザイン。ナチュラルな“ボヘミアン”テイストとニューヨークの“ソーホー”地区のスタイリッシュさを掛け合わせたインテリアスタイルです。
天然素材のかごや流木のオブジェ、民族調のタッセル、マクラメ編みのハンギングといったアイテムが取り入れられ、ハワイやバリ島のようなリゾートの雰囲気が漂うのが特徴です。
海外旅行好き、ヘルシーな海外ファッションやライフスタイルを参考にする30~40代の女性も満足する上質な大人のリゾート空間を演出できます。
今後イデアアピールでも手掛けていく予定です。

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